「徒歩漫筆」について

Photo:kei
「徒歩漫筆」は、keiがお届けする手紙のような独り言のようなニュースレターです。
筆者は普段、「本棚と余談」という屋号で、古本市やイベントに出店したり、ZINEを作ったり、ネットプリントで日記を発行したりしています。
「徒歩漫筆」というレターのタイトルは、SNSのスピード感とは違ったところで、歩くくらいの速度で考え、書くという意味で名付けました。「漫筆」は寺田寅彦の「コーヒー哲学序説」の中で見かけた単語です。いつか使いたいと大事に抱えていましたが、ここで取り出しました。
古本市もZINEの販売も、主に東京近郊でしか活動できないので、この場を使って、書いたものを読みたいと伝えてくれるごく一部の方のご要望にお応えできればと思います。
というわけで、ここでも本と酒肴と日々の細かな考えについて書いていきます。酒飲みの文通相手からの手紙のようなつもりで受け取っていただければ幸いです。
同時に、私自身、何かイベントがなくても書く場を維持したいという思いがあります。でもSNSを使ってしまうと、常に読み手との相互関係を意識してしまい、ゆっくり自分ひとりで考えるようなことができないと思い(私の場合は)、この一方的な「手紙」の形で書くことにしました。
ときにメンバーシップ限定の記事が出ることもありますが、無料のレターだけでも楽しめますので、ぜひご登録ください。
配信内容
◎日記
ZINEやネットプリントでの発行と並行して、日記も配信します。ここだけで読める日々もあります。
◎台所まわり、酒まわり
日々の酒とつまみについてはSNSでも書いていますが、もう少し深めた台所の思想ともう少し広げた酒まわりのこと(器や本や酒場など)について書きます。
◎VIEW MORE(もっと見る)
暮らし、言葉、愛するものを流さず「もっと見」て書く、色々なエッセイです。タイトルは、サイトを閲覧していると出てくる「VIEW MORE」から。
筆者について
kei
1985年生まれ。いわきの子ども、仙台の学生、日本橋の勤め人、香港の住人を経て、ただいま東京の片隅で日本酒と古本の日々。「本棚と余談」という屋号で、古本市やイベントに出店したり、ネットプリントで日記を発行したりしています。
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