ひとりで食べる|徒歩漫筆【60通目】

ひとりで食べる
kei/本棚と余談 2026.05.27
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胃腸が弱いくせに早食いだ。

営業をしていた頃に男の先輩たちと外食していたせいか、元々だったのか、今となってはわからない。早食いのせいで胃腸が弱いのかもしれない。

同時に複数のことができないので、人と話しながらだと食べる方のスピード管理が疎かになり、ますます早くなってしまう。

相手との親しさはあまり関係がなく、気の置けない友人と集まっていても、誰よりも早く皿をあけ、誰よりも早くカップのコーヒーを飲み干す。手持ち無沙汰になり、水で腹をちゃぽちゃぽいわせる。

そこを解決するのが酒で、酒が入ると、料理と酒の組み合わせを考えながら食べるので、自然と食事のペース配分ができるようになる。酒のおかげでリラックスできる面もあるのかもしれない。

人と会うときについ飲むことを考えてしまうのは、こういう都合もあるのだ。

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