短章3|徒歩漫筆【36通目】

心を騙る
kei 2025.01.30
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小さな二人の子を育てている友人がいる。

子育てと家庭運営のパートナーであるはずの夫は、毎晩帰宅が遅く、週末も仕事の付き合いや遊びで留守がちだ。

あまりに終わりがない、私には想像もつかない闇に追い詰められた友人は、ある時、夫に「もう消えたいよ」とこぼした。

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