2025年の夏休み日記(前半)|徒歩漫筆【47通目】
8月某日 晴れ
6時起床。朝、ごはんに納豆とトマトの酢漬け(佐良直美のYouTubeで観た)を載せてヒマラヤ山椒油をかけたものと、舞茸とベーコンのスープ。舞茸とベーコンをオリーブオイルで炒めて、水お椀一杯分とヌクマムを加え、沸いたら黒胡椒。
Duolingoでスペイン語。この間、モイネロとビシエドのヒーローインタビューがほんの少し聞き取れてうれしかった。スペイン旅行をきっかけになんとなく始めた勉強だが、結果的にスペイン語圏から来た助っ人外国人の話もわかるという副産物つきだった。
スペイン語は、複数形の話題のときに形容詞も含めて単語の語尾がすべて-sになるので、発音のリズムが良くなるところが楽しい。英語↔︎スペイン語で勉強しているせいか、脳内の英語の部屋も賑やかになっている気がする。
掃除、洗濯を済ませて、バスで古本屋Sへ。暑い。ネップリジン「2023年の夏休み日記」に「(あまりの暑さに)ドバイ旅行を思い出す」と書いたが、2年経過してさらにドバイ度が増している。日陰の風が渇いているのがやや救い。
道中、ご婦人がハンカチを落としたので、追いかけて渡す。どんな些細なことでも普通にまともなことができると、自分への信頼が固まる。最近、体調が悪いせいで信頼が揺らいでいたので、自分に安心した。
久しぶりのSで気が大きくなり、本を4冊も買ったのち、近くのカフェTへ。いつもはケーキを頼むけれど、今日はお腹が空いていたので、トーストのハーフ&ハーフ(黒みつトーストとハニーシナモントースト)を頼む。あとマイルドブレンド。黒みつもはちみつもパンの厚さの半分まで染みていておいしい。ここは女性のひとり客ばかりで落ち着く。空調もちょうど良い。
春から文通を始めたCさんに手紙を書き、買ったばかりの岩波ブックレット『未来に語り継ぐ戦争』を読む。戦時中、朝日新聞の社会部にいたむのたけじの話に、太田愛『天上の葦』を思い出す。太田愛は、新聞社の社会部にいた喜重に、「……新聞は、戦争が始まった時点でもう死んでおったのです。私は、その骸の上で旗を振っておった」と語らせていた。8月なので、Cさんへのカードも丸木美術館のものにした。
西日に灼かれながらスーパーに寄って、トマト、ズッキーニ、黒みつ、食パン、大きいジップロックコンテナなどを買い帰宅。汗だくなので、そのままシャワーを浴びる。
夜、菊水のレモン風味の冷やし中華、スーパーの惣菜のチキン南蛮、寄せどうふなど。冷やし中華の具は、塩もみきゅうり、トマトの酢漬け、ハム、かにかま。
夫は明日から深圳・香港出張なので荷造りをする。
◎買った本:寺田寅彦『怪異考/化物の進化』(中公文庫)、東京新聞社会部編『未来に語り継ぐ戦争』(岩波ブックレット)、『文章を書く人のための同人誌・ZINE本文デザイン入門』(ビー・エヌ・エヌ)、『パレスチナでの一ヶ月(one month in Palestine)』(バーバリアン・ブックス)
8月某日 晴れ
4時半起き。出張の夫を見送る。