久しぶりの手帳|徒歩漫筆【54通目】

書き残すこと、書いたことが側にあること
kei/本棚と余談 2026.01.28
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久しぶりに日付の入った手帳を使うことにした。

ここ5年くらい、予定と実績のすべてをiPhoneのカレンダーアプリに入力していた。仕事の予定も遊びの約束も体調の変化も贈り物の記録も、日付と紐付くものはすべてこのアプリの中だ。一方、書くことに関するメモや日常での気づきは、iPhoneのメモアプリに書いていた。

ほかに、講演を聴きながらや電話で話しながら書くための「なんでもノート」的位置づけの紙のノートが一冊。そして、「いいものノート」が一冊。これで私の人生と日常はカバーできていたので、日付の入った紙の手帳は不要だった。

ところが昨年末、書店で見かけた『るきさんの文庫手帳2026』(ちくま文庫)があまりに可愛かったので、つい勢いで買ってしまった。表紙には、水辺に佇みにっこり微笑むるきさんと、腰を下ろして熱心にヨットの絵を描くえっちゃんが描かれている。抗えなかった。

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